November 11, 2011

うぐぐぐ

ほったらかしになっていました、この日記。旅の途中に一回投稿したきり、その後はiPodを盗まれたため旅中は更新できず、グアナファトに帰ってからは、それこそもう、日本にかえるカウントダウンが始まり、「帰りたくなーーーい」、などとわめきまくり、そのままグアダラハラに戻り、そこでもやはり、「帰りたくないーーー」と叫びまくっていたら、私のメヒコへの愛が通じたのか、本来乗るはずだった飛行機が空港に行って見れば「キャンセル」となり、「ついにメヒコがあたしを日本に帰してくれへんか~!!」とか思ったものの、結局それがもとで飛行機のルートからスケジュールまで全てがくるい、各空港で頼みーの、揉めーの、本当、ようやく、何とか、どうにかこうにか日本に戻ってきたのです。

それからは、日本のおいしい料理に舌鼓を打ちまくり、友だちに会えば「声、でかすぎるんやけど。そんなに必死でしゃべらんでも聞こえてるから」と言われたりするものの、久しぶりの再会を楽しんだりしていたわけだけれども、毎日考えるのはメヒコのこと。

メヒコが好きすぎたから、リエントリーショック(いわゆる、逆カルチャーショックと言うやつ)になるであろうことは、予想していた。でも、それとはまた違う気持ち。日本はやはり、細やかだなぁ、と感心している。たまには、過剰すぎるサービスや、便利すぎるそこらの全てものに、ここまでせんでもええのになぁ、と思うときもあるけど、全てをひっくるめて、やっぱり日本はすごい。そして、自分自身も日本語を使えるから、まったく困らないんである。でもなんかそれが、物足りないような気持ちになったりする。そして、恋しいのは、メヒコと言う国が持つ空気感。

日本のことはもちろん好きだけれど、その上で、メヒコがむちゃくちゃ恋しい。もろもろの状況(まぁ、ぶっちゃけると金銭面の話になるが。)を考えると、「わたしは果たしてメヒコにまた戻ることができるんだろうか」と思ってしまうときがある。漠然と。あの2年半がまるでなかったことのように、夢だったかのように感じてしまうときもある。日本でしたいことやしなければならないこともあるので、すぐにメヒコに舞い戻ると言うのは、非現実的である。でも、このままメヒコとの関係が薄くなっていったらどうしよう、という不安があって、実際日に日に自分の中からスペイン語が抜けていくのが分かるから、余計にこわいのかもしれない。

あああ。

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