March 26, 2012

La esencia


金曜日、大阪にあるギャラリーに足を運んできた。そして、そこのおもしろいオーナーと、その時開催されていた企画展の写真家さんと、メヒコのルチャリブレをこよなく愛しているという写真家さんと話した。

そのギャラリーこそがこのあいだ教えてもらったところで、twitterでコンタクトをとらせてもらっていたところである。ギャラリーに足を運ぶ時は、「こういうことがしたい」とか「こういう作品がある」というのをひっさげていくべきなのかもしれないが、私はとりあえず「メヒコへの愛情」だけを携えていった。(ここのところ写真を選ぶ作業をしていたのだが、メヒコが大好きという自分の中での再認識だけは強くなるのに、どうやってそれを伝えたらいいのかわけがわからなくなってしまったのだ。)だから、とりあえず「メヒコのことが好きなんです」ということを伝えに行った。

それは、おそらく、伝わった。「なんかにとりつかれてるんちゃうか」と言われたくらいだから。私自身、たまにわからない。なぜ、あの国のことになるとあんなに力が入るのか。なぜだか「メヒコのことを知らないままなんてもったいない」と思う。だから「伝えたい」と思っている。のだと思う。

いろいろ話を聞かせてもらって、聞いてもらって、 遠くにぼんやりと見えた「大メキシコ展」。そして、「la esencia(エッセンス、本質)」を抽出する、ということが目下の課題。

そういえば、「メキシコ語はしゃべれるん??」と聞かれたから、「ほぼ顔でしゃべってます」というと、「日本語でも顔でしゃべってるやん」と言われた。日本にいても、メヒコにいても、日本語をしゃべっていても、メキシコ弁をしゃべっていても、エッセンスは変わらない。私の本質。……さて。

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