January 11, 2011

Day2: Playa Del Carmen

「明日は何時くらいに朝ごはんを食べますか??」

と、ホテルの部屋を提供してくれた家族のお父さんに尋ねると、

「8時くらいにしようか!!カンクンは日が暮れるのが早いから、早めに行動したいんだ」

といわれたから、9時に準備万端にしていたけれど、隣の部屋からは起きている気配がなく……。仕方がないので、あけみちゃんとホテル内を散策した。

これは、ホテル内にあるスパらしい。このスパを目的に予約したのに、あいにく閉鎖中とのことで、そのクレームをつけたおかげで、部屋をアップグレードしてもらえて、私たちがその恩恵に与れたというわけ。それにしてもなんやねんこれ、遺跡ですか。

結局約束の時間から送れること、1時間半。二度寝して寝坊したらしい。朝ごはんは、プールサイドにてビュッフェスタイルで、その周りには池があったり、向こうのほうはなんだか芝生が整備されていて、ゴルフ場??のようになっていて、とことん優雅なリゾートでわらけてくる。

朝食を済ませ、プラヤデルカルメンの中心部まで送ってもらい宿探しが始まった。クリスマスホリデイど真ん中ということで、どこもめちゃくちゃ高い。重いバックパックを背負って、手当たり次第聞いて回ったが、値段を聞くたびに「ひいいいっっ!!!」とか「ええええ??」を連発でなかなか決まらない。だんだん荷物が重くなってきて、早くおろしたくなったのもあり、結局1泊500ペソを450ペソに値切ったホテルに落ち着くことにした。

荷物を降ろして、早速海へ足を運んだ。噂のカリブ海とやらは、その噂どおりきれいな色をしていた。エメラルドグリーンのような青さで、太陽を浴びるとますますその青が輝いていてきれいだった。波も比較的穏やかで泳いでいる人もたくさんいたので、自分たちも入ってみることにしたけど、いざ入ってみると、つ、つ、つ、冷たい!!!そりゃ、12月ですもの。いくらなんでも、カリブ海といえども寒い。しばらく入っていると慣れてきたけど、やはり、日向ぼっこをしているほうがぬくぬくと気持ちいいので、海を眺めて楽しむことにした。グアダラハラは海がないので、こうして海の見えるところにくると、それだけでもうなんだか気持ちがうきうきしてくる。

プラヤデルカルメンは、ザ・観光地という感じで外国人ばっかりだった。(自分も含まれるけど。)メインストリートと思われるところは、どこもええお値段。そんなところで優雅に食べるのもバケーションと言う感じでいいのかもしれないけど、やはり、足が向くのはいつものようにメインストリートから少し離れた路地裏の軽食堂。プレートランチが飲み物つきで35ペソと言う良心的な価格の店である。フリホーレス(豆)の色がグアダラハラや他のところで食べたのと違って、黒豆だった。後気になったのが、店の女の子が制服ではないけど、同じ格好をして働いていて、なんか、体型が違いすぎて同じ服を着もこうも印象が変わるもんかとおどろいた。やっぱり、太りすぎは損やなぁ、と思った。しかし、これこそ余計なお世話である。

昼ごはんを中途半端な時間に食べたため(メヒコでは普通の時間)、晩になってもお腹がすかなかったので、コーヒーを飲みにいった。喫茶店があったのは本当にありがたい。しかも、カフェアメリカーノ(普通のコーヒー)はおかわり自由で、これまたありがたかった。

最初に運ばれてきたときに、カップになみなみと入ってきた様子を見て、あけみちゃんは、

「これ、入りすぎじゃない?!」

とたいそう驚いてウケていた。

「え、そうかな?!こんなもんじゃない??」

と答えると、

「いやいや、日本じゃありえないよ!!」

と全力で否定された。私の中では普通だと思っていたけど、日本から来たばかりだとこんなことにも違いを感じるんだなぁ、と思うと、慣れって恐ろしい。

さんざんコーヒーを飲みまくり、ホテルに帰ってさて就寝、と思ったら、ホテルの近くにバーだかクラブだかがあるらしく、深夜まで爆音ダンスミュージックが鳴り響いていた。それがおさまって、やっと静かになった……、と思ったのも束の間、まだ夜も明けない暗いうちから、近くで「コケコッコーーーー!!!!」とニワトリが激しく鳴きだした。

前日の優雅なホテルとのギャップにわらけてきつつ、なんか、旅らしくなってきたなぁ、とぼんやり思いながら、また寝た。

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