旅日記、止まっているうえに、メヒコネタでもないのですが久しぶりに書き込みをば。
立て続けに、撮り溜めていた旅番組を見た。一つ目は、ブラックマヨネーズの結成15周年記念でマレーシアに行った旅。二つ目は、千原せいじが中国は上海を訪れた旅。三つ目は、旅猿東野と岡村がハワイに行った旅。
どれもそれぞれ違った形態の旅でおもしろかった。テレビ番組なので、もちろん視聴者に「見せる」ように作られているのだけれど、やっぱり旅をする人のカラーがでていて、そここそがおもしろい。こんなことに感動するんやなぁとか、こういう目線でものごとををみているんやなぁとか、と旅に焦がれる人の気持ちでみてみたり、複数で旅してたらそう言う感情になるよなぁとか、旅人を自分に入れ替えてみたり。
旅をしている時も、今の状況も、たくさんの時間があって自分と向き合えるという条件は同じのはずなのに、旅先の方が自分と真剣に向き合っている気がする。今何も考えていないというわけではないけど、ホーム(家という意味であったり、本拠地という意味であったり)にいると、どうもお尻が重くて、しかもなんだかんだと理由をつけて、自分の弱さが全開というかなんと言うか。そういうのが腹立つけれども、甘んじているのも自分かい、と思うと情けない。
というわけで、部屋の掃除でもしてみようと思って部屋の掃除をした。ものを捨てないとはじまらん、ということで机の引き出しを開けたら大学生の時に使っていたメモ帳が出てきた。自分の好きな映画のフレーズを複数の友だちと書きまくっているページがあって懐かしかったけど、相当あほやな、と思った。
「おもしろきこともなき世におもしろく」
というフレーズが100万回くらい書かれてあった。今でも覚えているが、これは当時、JRの宙吊り広告の関門海峡の写真に添えられていた高杉晋作の言葉である。
「To the next step!!」
とも引用されていた。(引用元が、映画アメリカンパイなので説得力には欠けるけど。笑)やっぱり、焦がれているだけでは駄目なのだ。前に向かって走るしかないのだなぁ、人生は。
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