December 15, 2009

シャーペンの芯

日本の品物の質はやっぱり高いと思う。特にやはりMADE IN JAPANの文房具などは最高であるとつくづく感じる。

日本で、シャーペンの芯なんかもう何年も買っていなかった気がする。それは単に、減らないからである。あんなに減らないのになぜ40本入りとかなんだろうと不思議に思ったりさえもしていたくらいだ。そんな私とシャーペンの芯なので、ここメヒコでのその「減り」の早さには本当に脅威的である。

「なんでや?!」と考えていると、ノートの紙の質と芯の質の両方があまり良くないからである。まず、シャーペンの芯はHECHO EN COREA(MADE IN KOREA)なのだが、これのよく折れること、折れること。そしてノートはHECHO EN MEXICO(MADE IN MEXICO)で、芯が食い込む食い込む。私は筆圧が強いので、その減り方ったら、折れ方ったらもう異常なんである。鉛筆もよく使うのだが、鉛筆もすぐに先が丸くなってしまう。濃さの薄いものにしたら減りの速度は落ちるが、今度はノートに書いた文字が薄くて見えないということになる。そう言うわけで、HBくらいの鉛筆を猛烈な頻度で削りながら使っている。

これに関してイライラしているのかといえばそうでもない。この質の悪さがとてもこの国らしくて、期待を裏切らない感じがほほえましくすら思える。そしてなにより、鉛筆が減る様子は、なんだかとてもいいんである。つまりはただの文房具馬鹿である。

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