March 21, 2011

区切り

久しぶりのブログ更新。3月は本当に忙しかった。学校も学期末・年度末というわけでばたばたし、卒業式の3日前にいきなり予定していた会場は工事で取り壊しになるから使えないだのなんだの予想外の問題が起こりまくりだったので、本当、無事に卒業式をおこなうことができてよかった。

卒業式は無事に行えてよかったけれど、日本では11日に大震災が発生。1週間経った今でも被害の全体がまだ把握しきれないというものすごい被害で、とてもじゃないけど、卒業式が済んだからといってすぐに「いえーい」という気持ちにはなれず。インターネットのおかげで、情報はできる限り集めようとインターネットの前にそれこそかじりつく日々で、映し出される映像のすさまじさにただただ唖然とするばかり。遠くメヒコからは何もできないんか、と無力感さえただよった。NHKのニュースを見ていると、地震発生数日後、各国から救助隊が到着というニュースがされていて、その中に「メキシコ」からも人々が救助に向かったと聞いて、なんだか無性にうれしくなった。頼むで、メヒコの救助隊の人たち!!

卒業式が終わってからも、学校へ残務処理をするために足を運んでいた。ぼちぼち片付けたり、生理整頓したり、不要なものは捨てたり、その合間に補習の子どもが着たり、本を借りに来たり、なんだり。あっという間に一週間がすぎて、ようやくそれも終わって、特に学校へ足を運ぶ必要は、来週以降はなさそうな感じ。今年は上司に恵まれず、ほんまに頼むから早く終わって自由になりたいと強く思っていたけど、終わってみて、もう学校に来る必要がないというところまでくると、やはりさみしい。そして、やっぱり子どもらがおらへん学校は静かでさみしい。そうじや生理整頓をしながら、大変やったけど、あの学校のことが好きやし、子ども等の成長をもっと見たいなあと言う気持ちもたくさんあることに気がつく。でも卒業式から一週間経って、片付けも終わって、ちょっと肩の荷が下りた心地がようやくしてきた。そう言う意味では、達成感をやっと味わい始めているのかもしれない。

人生は出会いと別れと言うことはわかっているけど、何かを終わらせて、何かを始めるというのはものすごくパワーがいる。でも自分が決めてやってきた道なので、それはまぁ、愚痴るのは筋違いであって、しゃあないというかなんというかまぁ、そういうもんやな。にいつまでもふらふらとしている自分をいつも見守ってくれている家族に本当に感謝。2年間一緒にがんばってきた同僚でもあり友だちでもある二人に感謝。ぶっ飛んだアイディアでいつもわらかしてくれる子どもらに感謝。気遣ってくれた保護者に感謝。こんな遠いところまではるばる遊びに来てくれた友だちに感謝。このブログをみて、あいつは元気にがんばっているんだなと見守ってくれていた友だち、とにかく、あらゆる人に支えられて毎日なんだかやってこれているんだなぁ。

ほんとうに、いつもありがとうございます、みんな。

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