October 20, 2009

スラング

昨日、友だちが遊びに来た。10歳も年下のその友だちは、私のlangage exchangeパートナーで、お互いにしゃべっていて、「そういえばこれは日本語/スペイン語でなんて言う?!」という疑問を持ったときに質問しあって、それぞれの言語を勉強している。

その子はとても熱心に日本語や漢字や日本文化について勉強しているので、その日本語能力に比べたら私のスペイン語は無に等しい。無に等しい私に対して、ついつい普段のしゃべっているスピードやら言葉でしゃべってくるので、私はいつも「……。mas(もっと) ゆっくり por favor(お願いします)。」を連呼している。何を言っても聞き取れないので、「え??」「え??」と食いつく言葉の中には、感嘆の言葉でそれが粗野な言葉だったりする。日本語で言うところの「すげぇ!!」を汚くいった感じ。「めっちゃくそかっこええやん!!」とかそういう感じなのだが、日本語にうまく訳せない。英語のF-wordとかそんな類の言い回したちである。そんな面白い言葉に私が食いつかないわけがなく、いろいろおもしろい言葉を仕入れている。しかし、いつも「これ、使わないでね。」とくぎを刺される。心配しなくても、それを使って会話できるほどの能力はない。とほほ。

教えてもらったものの中から一つ。

No mames esta bien perro!!

これで、「げ!!めっちゃすげぇ!!」という意味らしいが、直訳とは全く違う。mameは「乳を吸う」、esta bienで「めっちゃ」、perroは「犬」というのが本来の意味らしい。ううむ。若者言葉は聞き取るのも、使うのも難しい。

やっぱり、生きた言葉はおもしろい。スラングに嬉々として食いつく自分を客観的にみて、高校の時に、英語の授業が面白くないからと、教科書の代わりにスラング辞典を読みふけっていた私の本質は、今も変わっていないとしみじみ感じるばかりである。

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