October 19, 2009

Comida japonesa

友だちと、近所にある日本食レストランに食べに行ってきた。そのレストランの名は、"murakami"。妙に高そうな雰囲気を漂わせているので、私たち向けではないな、と足を運ばずにいたレストランである。すると、友だちが先日食べに行ってみたところ、意外とリーズナブルだったという感想。それでは、ちょいと行ってみますか、とのこのこと足を運ぶことにしたのだ。

入店すると異常に照明が暗く、メニューがよく見えない。照明は不安定で、ついたり消えたり。それにいちいちつっこみを入れているのは、私たち日本人だけで、ほかのメヒコ人は悠然としたもの。巻き寿司の種類がめちゃくちゃ多くて、日本では見かけないようなものばかり。私は、その中から「メヒコロール」、友だちその1は「鉄火丼」、友だちその2は「鳥肉のてんぷらと巻き寿司のハーフサイズ」を頼んだ。

海外の巻き寿司らしく、のりで包まれていないという出で立ちで堂々と登場したメヒコロールは「赤・白・緑」のメヒコフラッグカラー仕様になっていた。赤はサーモン、白はクリームチーズ、緑はアボカドである。真ん中の柄は、ウナギで大胆に表現されていた。味よりも、見た目に力を入れた感じで、感想は、「ああ~、違うのにしたら良かった」。

鉄火丼は、登場した時点で「ややや??」と怪しい雲行き。何かとマグロが和えられているらしく、オレンジ色をしている。食べるとスパイシーな味になっていて、結論を言うと「これは、鉄火丼と名乗ってはいけない」。

てんぷらは、予想以上にでかい皿できた。見た目が「盆とかで親戚が集まった時におばあちゃんが大量に作ってくれるてんぷら」にそっくりだった。その衝撃の庶民派の見た目に対して、味は一番あたりだったのことで、見事に予想を裏切ってくれた。

メヒコロールだけではなんだか物足りず、大量のてんぷらに囲まれた友だちとともに味噌汁を頼んだ。味噌汁なのに、白い四角いお皿に碗が乗ってきて、その横にはレンゲが添えられていでみょうに仰々しい雰囲気での登場だ。碗のふたを取ると、マロニーちゃんのようなものが入っていたけど、妙にやさしい味で落ち着いた。変なところで予想を裏切ってくれることが連発だ。

まぁ、なんだかんだとつっこみながら楽しい食事ができたのでよかった。しかし、ここに食事に来ることはもうないだろう。……デザートはおいしかったから、気が向いたらお茶くらいはしにこようかな。

2 comments:

  1. え~、メヒコロールおいしそうやん。
    バンクーバーでクリームチーズ入りのロールを食べたら美味しかったけどなぁ。組み合わせの問題かなぁ。
    ちなみにタイトルはどういう意味?

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  2. >>あかねちん
    メヒコロール、なんか味が薄かったんだわ。
    しかも、きゅうり嫌いの私としては、きゅうりたんまり入れられて、ちょっと凹んだ。とほほ。
    クリームチーズのやつ自体はうまいよなぁ。
    タイトルは、「日本レストラン」という意味やで~。

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