私はお好み焼きが好きだ。だから、ここメヒコでもお好み焼きをよりおいしく食べたいと切に願っている。お好み焼きのふわふわの決め手は「山芋」なのだが、この「山芋」のような物体をまたまたスーパーで見かけた。以前Jícamaという野菜を買ってみたのだが、これは買ってからインターネットで調べたところ、梨のような食感だということが判明した。山芋独特のとろとろ感が皆無だということがわかり、そうなるとただの怪しい食材と言うことで、捨ててしまった。土の中で育ったというだけで、そういえばフォルムはまったく山芋とは違ったんである。
しかし、今回見つけたこの"Yuka(ジュカ)"という野菜は、山芋感満点なのであった。あの長細い感じといい、中身が白い感じといい。インターネットで調べてまた興ざめしてはいけないので、それは控えた。ところがこのYukaとかいう野菜、袋に入れたまま放置していると驚くほど腐敗が早い。気がつくと、なんだか黒っぽくなってきているではないか。これは早急にすりおろさねば、と言うことで、急遽お好み焼きが晩ご飯のメニューに相成った。
すりおろし始めると、白いには白いのだけれど、とろとろ感は微塵も感じられない。黒い小さな斑点もあるし、怪しい雲行きである。メヒコで腹を壊すと、なかなかしつこいので、そうなるのもいやだ。そして何より、「お好み焼きをうまく食べたい」の気持ちが、そのすりおろした怪しげな物体を眺めていると大きくなっていく。それに反して、この素材で試してみたいという気持ちは萎えて行く。
……お好み焼きをメヒコの素材でおいしく食べたい大作戦第2回も、第1回と同じく棄権試合で幕を閉じた。おとなしく、日本から送ってもらった「お好み焼きの粉」を使っておいしいお好み焼きを食べたいい夜だった。
山芋って日本独特の野菜やってんね。
ReplyDelete似たような野菜ってありそうでないのか。。
やっぱりあのどろどろ感は、日本人の粘着質の原料なのか。
そういえば、私も海外でお好み焼きやってんけど、どうしてもお好み焼きソースの代用になるものが見つからず、やっぱりお好み焼きは日本の材料で作らなあかんと断念したことがある。。。青海苔とか桜海老とかも入手難しいし。。。
餃子は皮を粉から作れば、材料は現地のもので大丈夫やったよ~
がんばれ、大和撫子!
amy
>>amy
ReplyDeleteやまいもってやっぱり日本独特のもんなんですか?!
ううううう……。
うまいお好み焼きが食べたいのにぃ~~~~。笑
青海苔と桜海老は、「お好み焼きセット」みたいなのをお母さんに送ってもらってたからそれをつかいました。
あと、てんかすも♪
やっぱり、お好み焼きは神様メニューです。
餃子、それが、ニラを売ってるのをまだ見かけたことがないのです……。
いやぁ~、やっぱり、日本の外に出てみることで気付かされることって多いですね~~!
当たり前やと思っていたことが、当たり前じゃないですもんねぇ~~。
……いやぁ!!!!!おもろいです!!!!!!!