April 30, 2010

困った

2つの両極端の意見があって、コアとなる考え方が全く違っている場合、その歯車は回らない。両者の考えにうなずけるところがあって、どちらの味方にもつきたくない。両者の歩み寄りや理解しようとする努力がこの場合必要なんだと思う。しかし、方や経験が、もう方やプライドがそれを邪魔するのか、両者は感情的でけんか腰。我々の力や立場ではどうすることもできそうになく、かといって、誰に頼るべきなのか、といった疑問もあり、私と同僚はめちゃくちゃ困っている。

異文化において、相互理解は鉄則と私は思っている。異文化とは、けっして、国と国という単位ではなく、男と女、年寄りと若者、もしかすると、自分と全ての人とのかかわりは異文化交流といってもいいかもしれない。違いがあるっておもしろいことだと思う。違いを見つけるのはきっと簡単なことだ。自分の考えや価値観と違うから。見つけたり感じたりするのは簡単なのに、それを受け入れたり認めたりするとなると、急にハードルが高くなる。そこを柔軟に受け入れて、お互いがお互いを認め合わないと、行き詰まりだ。切捨てだ。それは、どうなん、って私は思う。経験やプライドがその妨げになるのなら、私はそんなものはいらないと思う。具体的に愚痴を言いたくないから、こんなぼんやりとした輪郭の日記になってしまったけど、私の好きな言葉にこんなものがある。

"Open your arms to change, but don't let your values.(変化を快く受け入れなさい、でも、あなたの価値観を変えてしまってはだめ。)"

私はそう言う人になりたい。それだけに、どうすることもできない今の状況に非常に困っている。

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