December 15, 2010

静電気

私の住んでいるグアダラハラは、高原地帯の気候に属するので乾燥しているのが特徴。日本のじめじめしたあの湿気の悩みとは無縁。ええこっちゃ、ええこっちゃ、なのだが、乾燥しすぎているので、肌がなんかありえないくらいカサカサになったりと、まぁ、弊害もある。それに並んで困るのが「静電気」である。日本でも冬には静電気に悩まされていたけど、こっちにきてもいろんなところでバチバチしまくりの日々が続いている。バスの手すりやら、そこらじゅうどこでもバチバチである。

話は変わるが、私の家には前に住んでいた人が自分で取り付けたチャイムがあるのだが、なんか変わったチャイムで、誰もピンポンを押していないのに勝手に鳴るという若干気持ちの悪い現象が起こるときがある。電化製品を使った時によく勝手になる。例えば、洗濯機を回していて、脱水が終わったときに「ピンポーンピンポーン」と鳴る。コンセントを勢いよく抜いたり差したりしたときにも「ピンポーンピンポーン」、ラジオをつけたら「ピンポーンピンポーン」。なんでやねん、あほか、と思うけど、どうしようもない。おそらく、それまでフルパワーで使われていた電力の消費が急に減ったのが原因だと考えらる。直接繋がっていないチャイムが反応するのは、本当に謎だけれど。

この間、夜中に電気を消して寝ようと思ったら、いきなり「ピンポーンピンポーン」となった。それと同時にバチバチっと指先に電流が走った。どうやら、電気を消そうと思ってスイッチに触った瞬間に静電気が発生して、その電流の流れに反応してチャイムがなったらしいのだ。この乾燥した中で発生する静電気の威力がものすごいのか、それともチャイムが繊細すぎるのか、わからない。わからないけど、ありえない。ありえないので、ちょっと困る。

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