December 06, 2010

インターネット

先週は、途中から急に風邪を引いて、熱は出るわ、しかもそれが下がらんわで、やっぱり体調を崩すのはいやだなぁ、と思いながら過ごした。

あんまり薬にすぐに頼るのもなぁ、と思って、引き始めのときにみかんを食べて早く寝たりしたけど効果がなく……。ぐんぐんあがる体温計の表示をぼ~っと眺めつつ、それでも何か飲んだり食べたりせなあかん。一人暮らしで体調崩すと大変やとはいうけど、ほんまその通りやわと、しみじみ。

しかし、ほんまにインターネットってすごいなぁ、って思う。暖かくしてよく寝るのが一番と分かっていても、わざわざお母さんにメールして「ちょっと熱あんねんけど、何が一番ええかなぁ??」と聞いてみたくなるというもの。それで、わかっていたような答えが返ってきても、なんとなくちょっと安心するというか、「まぁ、お母さんがいうんやから間違いないやろ」というもんだ。

熱が下がっても、安静にしておこうと思って家にこもっていたのだけど、かといって熱が下がってしまっているから一日中眠っておくこともできず、暇をもてあましてしまうのがお決まりと言うもの。本を読むにしても、あんまり頭を使うことはしたくない。となると、何も考えずにぼけ~っと暇のつぶれるものと言うたら、テレビである。ところが、スペイン語のテレビを見ていたら、またこれ、頭を使わないといけないのでやっかいである。しかし、ここでもありがたきかなは、インターネット。YouTubeをひったすら見て、気がついたら、土曜日も日曜日も両日が気がつけば終わっていくではないかーー!!!ガキの使いに、明石家電子台に、漫才に……。ああ、やっぱり、なんも考えんとへらへら笑える番組はええなぁ~。

ひたすら動画ばっかり見て、風邪の症状が変わるにつれてその症状を軽減するために鼻水や足のひえの解消法を調べてみたりだとか、おかゆの作り方をCOOKPADで検索してみたりだとか、ほんとう、インターネットは、もはや風邪を引いたときにすらなくてはならないものなんだな、と感じた。

それでもやっぱり、今回の風邪でもっとも助けられたのは、友だちからの差し入れだろう。熱があって何も作ることができなかったときに、友だちがうどんを差し入れしてくれた。そのおかげで、薬を飲むことができて、熱を下げることができたというもの。それにつけてくれていた手紙がまたうれしかった。電話をくれた人や、その電話の切り際に「何か必要なものがあったら、いつでも電話してきていいからね」と気遣ってもらえることが本当にありがたいなあと思った。

頭を使ってなさ過ぎて、なんか、言いたいことがまとまらないけど、人のやさしさと技術の発達をかみ締めた週末でしたとさ。

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