January 22, 2010

Mercado Central de Abastos

誰かとああでもない、こうでもないといいながら歩くのも楽しいけど、一人でちょろちょろと興味のわいた方に向かって歩いていくのも好きな性分なので、せっかく一緒に行っているのに「別々に行動するか!!」という提案をしてしまう。だからしばしば、

「じゃあ、●時に●●で落ち合うか!!」

ということになる。そう言うときは、おもしろいものを見つけても誰かに伝えられないので、猛烈に写真を撮りまくることになる。オアハカの街は、セントロ・イストリコ(中心部)は歴史的地区なだけあって石畳の素敵な町並みだ。だから観光客が多い。それと逆行して歩いていくと、雑雑とした感じになって、大きな通りに出る。観光客の姿はまばらになり、クラクションが鳴り響き、その辺の店から爆音で音楽がかかっている。とても、あの石畳の静かなたたずまいの町並みと目と鼻の先とは思えない様子である。

道路の真ん中に、線路があった。昔、オアハカからメヒコシティまで列車が通っていたらしいが、その名残だそうだ。メヒコは、結局鉄道が発達せず、今では長距離の移動はバスが主流となっていて、鉄道が残っているのは一部で、そのほとんどは観光化しているらしい。鉄道が発達しなかったかわりに長距離バスはかなり発達していて、日本の夜行バスとは比べ物にならないくらいに快適なんである。

バスの話はさておき、音のする方へ、人のいる方へ、歩いているうちに市場へ紛れ込んでしまった。歩いているうちに方向感覚がなくなってしまい、こうなったら興味のわく方へとりあえず進んでいくことにした。あまりに大きいので、すごい以外の言葉もなかったが、その市場こそが「Mercado Central de Abastos(アバストス中央市場)」であった。



服ゾーンを抜けると、食べ物ゾーンに。まずは、海鮮がむかえてくれた。日本の魚市場のような雰囲気で、活気に溢れていた。


サンタピニャータに、チレ(チリ)ピニャータ。等身大なので、存在感はものすごい!!でも、これを破壊してしまうのかと思うと、なんだか切ない。シーズンものではあるけれど……。


ずんずんと歩いていると、再び食べ物ゾーンへ。肉屋は、豚の頭とかおいてあるけど、それよりも目立っていたのが、このソーセージ。もはや、食べ物に見えない。


メルカード(市場)には、本当にいろいろなものが売ってある。これは、ろうそく。


しかし、一番衝撃を受けたのはこれ。鳥の脚である。黄色いなぁ……。リアルだなぁ……。鶏肉大好き。ゆえにこれを気持ち悪いと思ってはいけないと思うのだけれど、なんだか複雑な気持ちになった。

2 comments:

  1. どこの国も市場が一番、おもしろいね!
    メキシコは色がとてもビビッド! 空気感とか伝わってきます。

    サンタさんのフリフリがかわいい~

    PS:Twitterデビューしました。もしやってたら
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  2. >>amyさん
    市場、ほんまおもしろいですね~!!
    旅先やから、食材はかわへんにしてもうろうろみて回るん楽しいですよね~!!
    日本の市場、というか、築地にでも行って寿司が食べたい……。笑

    twitter、あたしやってないんですけど、覗きに行ってみますねーー!!

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