May 10, 2011

ありえない

ありえないことあがありえる国、メヒコ。しかし、今回の「ありえない」は、私にとって予想外。ああ、でもそれがありえないということか。

何がありえないのかと言うと、今通っている語学学校に生徒がいなさ過ぎるのである。先週の第一週目は、韓国人のクラスメイトがいたのだけれど、彼女は先週で講座を終了していった。なんでも、夏から大学のスペイン語コースに通うんだそう。なので、今週は、クラスには私一人。しかし、学校全体にも他に、旅の途中でスペイン語を勉強している日本人の男の子と女の子がいるのみである。なんて日本語って壁があるんだろう、と感じざるをえないのが彼らと話した感想。つくづく年齢の差を感じさせる言語だなぁ、と思うと少し悲しい。しかしまぁ、彼らも旅の人なので今週でクラスを終了していくだろう……。となると、来週からは全くもって独りぼっちになるかもしれない?!

びっくりして、これはもう、なんというか、わらけてしまう。ありえへんやろう~~~?!と言ってみても、実際にありえているのだからもう、笑うしかない。

学校に行けば友だちできるべ~、と楽観的に考えていたけど、どうもそうは問屋が卸さないようだ。学校は、まぁ、一人っきりでさみしいと言えばさみしいけど、スペイン語を勉強したくてやってきて、それが叶っているので、勉強できること自体はとても楽しい。しかし、学校以外の場所でものを注文するとか、店の人を冷やかすくらいしかしゃべる場が無いのだ。それが、大変。大変というか、「しゃべり足りない」と感じてしまう。家にインターネットが無いから、家に帰ってからは基本的にすることが無いので、ガリガリと勉強しているという状況。

勉強したいと望んでここに来て、その望みは達成されているのに、今度は「しゃべる機会が足りない」とぶうたれている。あああ、一気に全てが叶えられないことはわかっているのになあ。本当、人間はわがままだと感じる今日この頃。

まぁ、街をぶらぶら歩いていると、映画を安く見られる日のインフォメーションをゲットしたり、いろいろ劇場で催し物や映画祭がやっているみたいなので、ぼちぼち足を運んでみようと思う。

No comments:

Post a Comment