May 28, 2011

生活

スペイン語、オモロイ。難しいけど。信じられないことに、もう4週間がすぎた。1ヶ月!!早い!!私は、1日4コマのクラスを取っている。今週は、クラスメイトがいたので会話のクラスを2コマと、先週より多めに取った。一人きりと言うのもなかなかメリットがあって、特に文法のクラスは、それぞれつまづくところが違うので、一人で授業を受けていると質問をたくさんできて、とてもありがたい。しかし、会話の授業は一人よりも大人数の方がいい。一人で受けても、先生に間違いを訂正してもらえるからマイナスではないけれど、人数が多いと意見をシェアできるから格段におもしろくなる。国や年齢が違って、いろいろな考え方や意見があることに気付かされる。それと同時に、自分の国がどういうふうに見られているのかということも知ることができる。今週、そして先週一緒に会話のクラスを受けたのは、アメリカ人の40歳くらいのカップルで、とてもおもしろかった。ポートランドに住んでいて、とても「ポートランド」っぽい二人だった。アメリカ人との共通言語が「スペイン語」というのにも、なんだかにやけてしまう。意欲的な二人だったので、断固英語をしゃべらなくて(二人の間でもスペイン語でしゃべっていた)、3人でしゃべるときも英語は本当にどうしようもなくなったときの「最終手段」だった。英語がそういう扱いを受けることはまれなので、私的にはとてもおもしろい。

文法のクラスでは、今週は「直接目的格」と「間接目的格」というのを勉強しているのだけれど、これが難しい!!説明はわかる、しかし、実践するのが難しい!!!そういうやつです。1回出てきた単語を、「それ」といったり「彼」と言いかえなければならないのだけれど、ついつい同じ単語を何度も使ってしまう。だから多分、これを使いこなせないと聞こえがしつこいんだと思う。書いたりするときは文字を見て考えながらできるけれど、話すとなるとスピードが半端ない。瞬時に変換して並び替えて文章にするのが、なっかなかできない。

そのクラスのときは、うぐぐぐぐ……あああっっ!!またっっ!!となっているのだけれど、今日の会話のクラスのはじめに、メヒコのスラングというか、日常よく使われている表現を教えてくれる時間があった。出てきた表現を全部知っていたので、やっぱり、だてに2年住んでないなぁ、と感じた。テキストの表現や文法には弱いけど、calle(道端)のスペイン語になったとたんにすごくわかる。使い方もばっちりわかる。その他の現象として、動詞はあんまり知らないけど、野菜や果物の名前は異常に詳しかったりする。生活するって、そういうことなんだなぁ、と実感する瞬間である。生活に必要な情報、スキルを磨いていく。それが生活。意思疎通をするのは生活力(or人間力??)。それを簡単に、そして豊かにしてくれるのが、知識であり、学びなんだなぁ、としみじみと思う。どちらかが欠けてもあかんのやなぁ、と思う。

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