May 11, 2011

El día de mamá

今日5月10日は、メヒコでは母の日。日本でも、母の日と父の日なら圧倒的に母の日の方が盛大に祝われるけれど、メヒコではその比ではない。なんといっても、母の日は「国民の祝日」で国を挙げてお母さんの日を祝うのだ。

朝、学校への通り道に花屋さんがあるのだけれど、いつも割りににぎわっているけど今日はさらににぎわっていた。赤や白のバラの花やその他いろいろの花を買い求めて、若者も中年も、女の子も男の子もみんな花を買い求めていた。だから、今日は街を歩いていても花束や1輪の花を持った人たちで溢れている。日本では、息子からお母さんへ花を贈ったりする習慣はあまり無いけれど、こっちの男の子は「おかん大好き」なので、恥ずかしげも無く花を買い求めている様子がみられる。

お母ちゃんたちはと言うと、きれいに着飾ってお出かけである。町なかでお互いに、

"Felicidades!(おめでとう!!)"

と声を掛け合っているのも印象的だ。家族でお出かけして、お母さんはきれいな服を着て、プレゼントやら風船を持って歩いている。おかん、めちゃくちゃ甘やかされています。

でも、お母さんはほんまこれくらい甘やかされてもええんとちゃうかな、と思う。メヒコのお母さんたちだけではなく、世界中のお母さんたちのことである。

私もお母さんと離れて暮らしているけど、本当お母さんには頭が上がらない。今の「ありえない」状況を、とりあえず誰かに話したくて、日本が早朝だったにもかかわらずお母さんにメールをすると、少しスカイプをつないでくれた。学校に生徒がいないというよりも、しゃべり相手が皆無なのが物足りないことをぐちぐち話していると、「夜くらいしゃべらへんほうがええわ~。なんか、もの作っといたらええやん。」と、親身になってくれているんだかなってくれていないんだか微妙なコメント。しかしお母さんの言葉は不思議なもんで、「まぁ、それもそうだ」と納得させられてしまう。仕方がないことは分かっているし、誰に相談しても解決策があるわけではないこともわかっている。それでも誰かにそれを「どうしょうもないねんから、しゃあないわ!」と言ってもらいたい気持ちがある。それは、他の誰でもなく、お母さんじゃないとあかんのである。

お母さんとは、誰にとってもそんな「ものすごい人」であるはずだ。だから、少々大げさにでも感謝の気持ちを伝えた方がいいと思う。花より団子のおかんなら、ケーキでも手土産にして、ありがとうの気持ちをケーキに代弁させるといいと思う。

私の友だちにも「母」の人がいるけれど、問いたい。日本の母の日はこの間の日曜日だったけれど、ちゃんと甘やかされましたか??もしも、家族に甘やかされていないのなら、即刻甘やかされるべきだ。

母の日、おめでとう!!!!!!

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