June 23, 2010

手巻き寿司

この間、友だちと手巻き寿司パーティをした。私たちの数少ないメヒコ人の友だちも誘った。不確かだが、彼らはゲイである。実際に「自分ら、付き合ってんねやんなあ??」と聞いたことがないので不確かなのだが、振る舞いや二人の距離を見ていると絶対にゲイだと思う。ゲイの人はかわいいしおもしろいから一緒にいると楽しい。

3時に待ち合わせをしてけど、もちろん時間どおりに現れるはずもなく、でも20分くらい過ぎてから「あと10分でつくから~!!」と言うメールを送ってきた。もちろん、後10分で到着するわけも無く、それからゆうに50分くらい経ってようやくあらわれた。4時過ぎに現れて、手巻き寿司の用意をしてあるのを見て、「それって、朝食~??」と聞いてきた。メヒコ人に合わせて3時にランチを、と思っての準備だったので、その一言には本当に驚いた。そんなあほな、である。

メヒコ人は、しかもこの内陸のグアダラハラの人は、生魚なんか食べるんだろうかと思いつつ、用意したネタは、サーモン・たまご・カニカマ(メヒコでは、surimiと言う名前で売られてある)・レタス・えび・ウインナー・ツナマヨ。それと、メヒコ人ウケがよさそうなアボカド。メヒコでは、キッコーマンの醤油はもちろん、ミツカンの米酢や寿司用の米がその辺の普通のスーパーやドラッグストアで手に入る。だから、手巻き寿司は意外にも簡単に出来る日本料理の一つである。とはいっても、1人暮らしではしないけれど。今回は、友だちが日本から持ってきていたのりを使ったが、のりもその辺のスーパーで醤油とかと並んで簡単に手に入るから驚きである。

酢飯はウケが悪いかもしれないと思い、普通のご飯も用意していたが、抵抗無くパクパクと食べてくれた。卵に砂糖を入れるという意外性や、ご飯にウインナーという組み合わせがかなり不思議だったらしく、妙に食いつかれた。ゲイの二人は、甘くないお茶を飲んだり、食材を見るたびに「だから日本人は細いんだ!!!っていうか、だからメヒコ人は太ってる人が多いんだ!!!」という類のことを連発していた。さすが、体の管理に気を使っている人たちである。

最終的には「このタキート(タコスのかわいい言い方)、めっちゃうまい!!!」と寿司は「タコス」呼ばわりされる始末だった。でも、本当に喜んで食べてくれてよかった。結構たくさん用意したと思っていたのに、ほぼ完食!!!やっぱり、うまいもんは世界をつなぐのだった。

5 comments:

  1. ほんまやで。Hi, how are you? めっちゃ簡単やのに日本語に訳しにくい英語代表やで。

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  2. あ、コメントするとこ間違えた。挨拶んとこにしたかってん。

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  3. >>KTさん
    ほんまにー。難しいですよね。
    "hi"て……。
    ところで、"KT"さんは誰??
    あたし知ってる人ですか??
    わからなくてすみません……。

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  4. あ、もしやキョウコさん?!

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  5. ピンポーン、正解!

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