July 29, 2010

ヘドロ2

友だちが全員帰ってしまってから早3日。彼女たちは、日本なりアメリカなりに帰って、早々と仕事に、すなわち現実世界に戻っているのに、私はまだあと少しある休みを満喫している。満喫と言うか、ここまで人と過ごすことが多かった日々だったので、その反動のように一人で時間を使うことに専念しているような過ごし方である。

最近、一日中曇り空の日が多くて、雨もいつ降り出すか分からない天気だったので洗濯物を溜め込んでいた。あるいは、床はほこりまみれ。挙句の果てには、なんだかシャワーのところのタイルも汚い。そして、洗面台の水の流れがなんだかよくないような気がしていた。

そういうわけで、気になるところを片っ端から洗濯したりそうじしたりとしていたわけだ。最後の洗面台の件に関しても放っておくと前例があるので(ヘドロ:Nov.25.09)、今のうちに様子を見てみることにした。気持ち悪いことでも一度したことは、人間免疫ができるのかわりとてきぱきと作業ができるもので、前回恐る恐るパーツをはずしていたのがうそのように大胆にパーツをはずす自分がいた。そして、思ったとおりまたもや「ヘドロ」のような気持ちの悪いどろどろした物体が出てきた。水を流したり、歯ブラシでこすったりしているうちに調子に乗ってきて、前回ははずせなかったパーツまで取り外すことに成功してしまった。こうなればやけくそで、はずせそうなものは全てはずして配管の中にも果敢に歯ブラシを突っ込んでヘドロ除去に精を出した。

日本では、なんか水に浸かると「シュワー」っとするものを放り込んで配管の汚れを取るような掃除グッズがあったような気がするけど、メヒコにはないのかしら。あるならばそれでシュワワワワっと簡単にやっつけてしまいたいもんだが。まぁ、ないならそれは"Ni modo"だ。"ni modo"は、メヒコ弁で、「まぁ、しゃあないよな~」という意味だ。たいがいのことは、この言葉で片付けられる気がする。そう言うゆるさがすっかり身についている今日この頃である。

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