July 01, 2010

onomatopeia

オノマトペ。何かの呪文ではない。擬音語や擬声語のことである。日本語にはこの擬音語がとても多いように感じる。そして、一般的に関西の人はしゃべるときに擬音語が多いといわれている。それは、関西人として納得である。関西の友だちの方が圧倒的に多いのだけれど、数少ない日本のその他の地域の友だちよりも彼らのほうがギャーとかピャーとかよくわからないような、わかりすぎるような擬音語を使っている。私も話すときには自分でも、擬音語をよく使っているなぁ、と思う。それは、ここメヒコにきても相変わらずで、と言うか、ますます擬音語に頼って生活している気さえする。それはもちろん、スペイン語のボキャブラリーや表現の手数が少なすぎるからジェスチャーで伝えたり、音でその雰囲気を伝えるしか方法がないからに他ならない。それで、今日も例によってシュッとかビュンとかダーッとかあらゆる音を駆使してコミュニケーションを図ろうとしていたのだが、やはり伝わる限界、と言うものがあるようで、途中で、

「はーー?!おまえ、何言ってるか、ぜんっぜんワカランぞ!!!」

といわれた。気安い相手で笑いながら言われたので、傷付きはしなかったけれども、それでも、はぁあああ。脱力。もちろん、伝わらなかったことに対してではなく、自分の貧弱な言語力に対してである。

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