June 17, 2011

遊び

昨日は、なんだかめちゃくちゃ暑かった。たまっていた洗濯物を手洗いすると、すっかり疲れてしまった。労働したので、近所の酒屋までひとっ走りして、すきっ腹にビールを流し込んでなんか心地よいですねぇ~、と一人でにやにやしながら宿題をしていたところに、同居人が帰ってきた。

「今日、月めっちゃきれいで」

と教えてくれたので、早速屋上に見に行くことにした。すると、きれいな満月。しかも、月光がめちゃくちゃ強くて、雲が透けて見えるくらいだった。屋上に上ると、

「ここからcuetesをするとおもしろい」

と言う。

「クエテスって何?!」

と聞くとジェスチャーで説明してくれて、どうやら「花火」のことらしい。それが分かり、「花火めっちゃおもろいよなぁ~!!」と言うと、

「花火したい??」

と言ってきた。

「え!!!持ってんの?!」

と驚いて聞き返すと、「おうよ、ちょっと待って」と言って、部屋に花火を取りに行った。持ってきたのは、日本で言うところのロケット花火。マッチとそれを持ってまた屋上に上がって、レッツ花火!!

風が強いのでマッチを擦っては消え、擦っては消え、で苦戦したけどついに点火。ロケット花火はぴゅーーーーっとええ音を立ててその辺に消えていった。久々に花火をしておもしろかったのはもちろんのことだけど、驚いたことに花火はイリーガルなんだそう。つまり、「したらあかん」と言うことである。

小さな道が多いので、どこに飛んでいって、誰にあたるかわからないという危険もあることから禁止されているのだそうだ。でも、クリスマスや新年にはあちこちで一日中花火が打ち上げられているらしい。日本だと、花火は夏の風物詩、と言うイメージなので、冬にだけ花火が打ち上げられるのはなんだか不思議な感じがする。でもそういうわけで、この時期には花火を買うことはできないのだそうだ。3発だけ残っていたので3発とも全部打ち上げた。見つかったら罰金らしいので、そそくさと家の中に戻っていった。

どこかに飲みに行く夜遊びもおもしろいけど、この手の夜遊びはスリルがあるからもっとおもしろい。ティーンの同居人を持つのはおもしろい。

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