July 03, 2011

メヒコの小学校

メヒコにおいて、友だちが非常に少ない私。その少ない友だちは、大体が年下だ。メヒコ人は結婚が早いから、私くらいの年の人はもう結婚して子どもがたくさんいるか、あるいは現在の恋に夢中なので、なかなか同い年くらいの人と出会う機会がないのだ。(もちろん、私が積極的に探そうとしていないというのもあるけど。)

年下といっても、最年少友だちは12歳のクリストフェルくん。学校の近くの広場のベンチで昼ごはんを食べているときに知り合って、カンフー教室を紹介してくれた少年である。他の友達に私のことを紹介するときに「ぼくの友だち」と言っていたから、彼的にも私を友だちとみなしてくれているようだ。

先日も、広場のベンチで休憩していると、その広場の前にある小学校の顔見知りの子どもたちが、

「マイケルジャクソンって中国語(日本と中国の違いがよく分からないらしい)でどう書くの??」

とかなんとか聞いてきたのでしばししゃべっていたけど、そのうちみんな帰ってしまった。すると、クリストフェルくんがやってきて、学校の中を見たいかと聞いてきた。彼は6年生で、もうすぐ卒業を控えているので、6年生の卒業制作のようなものが展示されてあり、見に入っていいんだという。「もちろん!!」と二つ返事で、中へ入れることになった。

こじんまりとした学校で、グアナファトのセントロに位置しているのでとりあえずスペースがない。各学年1クラスずつ、教室の前には学年表がついていた。生徒たちは1時でみんな帰るので、私たちが学校に入ったときには、そうじのおばちゃんたちが各教室やトイレなどを清掃してる最中だった。日本では、掃除も学校の活動の一つだけどメヒコにはその文化はないらしい。アメリカやオーストラリアの学校でも子どもたちは掃除しないので、学校をわりに汚く(ごみをその辺に捨てたり。)使っていたけど、メヒコの学校もおばちゃんがはき集めたごみの塊を見たらお菓子のごみやらがたくさんだった。日本の小学校では落ちていないようなごみなので、それを見るのはなかなかおもしろい。

机とイスは、別になっていて、金属製だった。おもしろかったのが、各学年によって微妙に素材が違っていた点。廊下には、ベニートフアレス(インディヘナ出身の大統領)やその他メヒコの歴史で重要な人の絵がかけてあった。給食を食べる習慣もないので、給食室なるものはない。本当、教室があるだけ、というイメージだった。でも、窓がたくさんあったり光がたくさん入って明るい印象を受けた。そういえば、オフィスは見かけたけど、先生たちの集まるいわゆる「職員室」的な部屋は見かけなかった気が。

たくさん学校があるので、場所によってはスペースがあると運動をする広場もある学校もあるけど、どの学校も制服が立派!!私立だからなのかもしれないけど、ブレザーで登校する日、体操服で登校する日、いろいろあるらしく、どの学校も立派な校章があり胸にワッペンとしてつけられていて、かっこいい。

小さい友だちを持つと、こんなメリットもあるのだね。

◎久しぶりにリンクが増えました。屋久島旅のときに知り合った友だちのページ。さすが写真家。めちゃくちゃええ写真。
いっちゃん★ベイビーフォト」というページです。どうぞいっちゃんの写真に癒されてみてくださいな。

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