May 11, 2010

「旅する」と「暮らす」を考える。

昨日、南米の旅についてなんとなく調べていた。すると、世の中には世界一周をしている人が結構いて、そして、彼らはこまめにブログやら何やらをつけているので、ほげぇ、すごいなぁ、と感心していた。なんとなく、目を通すくらいの軽い気持ちでそれらを読んでいると、今日のこのタイトルの「旅する」ことと「暮らす」ことについて改めて考えさせられた。

両者はもちろんながら異なるものである。しかし、住んでいてもわからないことや知らないことは限りがない。自分の気に入ったところを見つけたり、訪れたり、探したり、うろついたりして、ニヤニヤしている自分がいる。結局は暮らしの中に旅があるということなんだろうか。それとも、ただ単に暮らしが落ち着いてきていると言うことなんだろうか。わからない。わからないけれど、前者のような考えがふと頭に浮かんで、なんだかそれってとてもいいなと思ったのだ。

日常ではないどこかを求める旅への願望が、暮らしの中である意味実現できるということは、あるいはそう言う錯覚を起こさせる感覚に気付いて、その街がすでに自分にとってとても特別なものになっているのだと気付かされる。

偶然だが、友だちがfacebookにこんな素敵な引用文を載せてくれていた。

"Do what you can do, with what you have, where you are.--Theodore Roosevelt"
(自分が今いるところで、自分が持っているもので、自分にできることをしなさい。~アメリカ第26代大統領セオドア・ルーズベルト)

 みなさんは、自分の「暮らす」街で旅をしていますか。

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