May 17, 2010

Esta crudo!!!

土曜日、朝からFM3(就労ビザ)の更新のためのサインをしに行かなければならない用事があった。サインだけなので、あっけなく終了。友だちの一人は、ホームステイをしていて家でフィエスタがあるから昼までには帰りたいとのことで、もう一人の友だちと私の「セントロに行こう」案には乗ってこなかった。そのままとんぼ返りもなんなので、ディザジューノ(朝ごはん)を食べて行くことにした。

アベニータ・チャプルテペックという通りの近くだったのでそのあたりでカフェを探した。チャプルテペックは、日曜日には歩行者・チャリンコ天国になるという通りである。絶対におしゃれなエリアに違いないとにらんで、以前歩いてみたが、その時は何も見つけられなかった。

カフェに入り、ワッフルのセットを注文すると、パンケーキがでてきた。「これ、ホットケーキやん」と思いながら食べていると、なんかどろりとした感触。ふちが生焼けっぽいのは運ばれてきたときから気になっていたのだが、真ん中も生焼けなんである。これは、さすがに文句を言うしかないと思い、スペイン語のできる友だちに「生ってなんていう??」とたずねて教えてもらったのが、この日記のタイトルである。

"Esta crudo!!!"

「ちょっと、これ、生なんやけど!!!!!!」と、鼻息も荒くカウンタに文句を言いに行った。そしてしばらくまって運ばれてきたのは、「これ、生なんやけど!!!!」と文句を言って付き返した同じパンケーキを再び焼きなおしたものだった。そしてそれプラス、「ごめんね」ということなのか、小さなパンケーキがもう一つ乗っていた。

新しく作り直すかどうか怪しいもんだと思っていたが、やはり、作り直してはくれず。しかし、そんなことはすでに予想の範囲内と言うかなんと言うか、特に腹立たしくも思わなかった。ただ、申し訳程度に新しく付いてきたパンケーキの小ささにわらけてきた。「なんやねん、これ?!」と言う脱力にも近い笑いである。そして、サービスにしてくれるわけでもなく、しっかりと定価を支払ってきた。

まぁ、通常よりも多くパンケーキを食べられたし、"crudo"という新しい単語も身についたし、少々の生焼けパンケーキを食べたくらいでは腹は壊さないだろうし、得るものも多かったので結果オーライである。

ちなみに、「生の~」と言うときには、Huevo crudo(生卵)と言うように、名詞のあとにcrudoをつけるんだそう。これを知ったことにより、

"Nosotoros comemos huevo crudo en japon."

のように、「日本では、私たちは生卵を食べます!」なんていう日本文化を紹介するセンテンスが言えるようになったりしたではないか。やはり、早起きは三文の得である。

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