September 05, 2010

Mariachi

今日は、プラサ(ショッピングモール)に行ったらマリアッチが演奏をしていた。そういえば、マリアッチのフェスティバルがもうじき開催されるはずだ。いつだったかはっきりしないけれど。去年は、このマリアッチパレードに行って友だちができた思い出がある。去年は、このマリアッチパレードで悪い菌をもらってきたらしくその後体調を崩した思い出がある。

それはさておき、マリアッチは、メヒコに着てから目にする機会が本当に多い。というよりは、日本にいるときはマリアッチなんていう存在すら知らなかった。それなのに、最近は演奏を聞いていると、「なんかこれ、前もどこかで聞いたことあるな」と、なじみが出てきた曲もあるくらいなので、慣れとは本当に恐ろしい。パーティにマリアッチを呼ぶ家もあるし(たまに近所の家から聞こえてくる)、レストランにも流しなのか雇われなのか分からないけれどマリアッチの集団がいたりするし、バスに乗ったら乗ったでマリアッチのラジオかCDが爆音で流れているときがある。それくらいに、マリアッチはグアダラハラの人たちにとっては身近なものなのだろう。特にこちらから積極的に聞こうとしなくても、耳に入ってくる機会が多い。

それにしても、マリアッチを聞くたびに思うのだけれど、どうしてこんなにもたくさんの数の楽器を演奏しているのにそろうのか?!指揮者なんていうものはもちろんいないわけなのだが、演奏がぴたりとそろっている。だれか任せなわけでもなく、それぞれが思いっきり音を出しているのに、息がぴったりとあっているあのパワフルな演奏はほげぇ~、と思わず口をあけたままみてしまう。ヴォーカルの人もどのマリアッチのグループの人も声量がすごくて、しかも歌がうまい。

このプラサにマリアッチの演奏がくるのは、日本で言うところの、ショッピングモールに漫才師が来る、と言う感覚なのだろうか。日本でこのマリアッチが浸透するとは思えないし、メヒコで漫才がウケるとも思えない。やはり、お国柄、なのか。

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