September 14, 2010

Plaza

基本的に、街歩きが好きなのでセントロとか、チャプルテペックといった裏路地系のところをうろつくのが好きな私ではあるが、プラサ(いわゆるショッピングモール)にも行くときもある。最近、家のにおいがなんか生活くさくなってきたので、ちょっとでも帰ってきたときによい気持ちになりたいと思っていいにおいのするものを買いにプラサに足を運んだ。

セントロとプラサでは客層が違う。特に、昨日足を運んだプラサは、基本めっちゃお金持ちの人たちが行くようなプラサなので、これは、同じ国なのか?!と感じてしまうほどだ。どうせ用はない、と思って今まで足を運んでいなかったデパートの方にも足を踏み入れてみたら価格設定の高額っぷりに度肝を抜かれてひっくり返るかと思った。

大きい家用の冷蔵庫や、ガス台などの高額具合は、あまり自分に関係ないのでピンとこない。そんなものよりも、コースターやランチョンマットの金額の方がはるかに生々しいのである。トナラというティアンギス(市場)やセントロで買えば5ペソくらいのコースターがデパート価格では15ペソである。さ、三倍!!!10ペソくらいのランチョンマットが49ペソである。ご、ご、五倍……!!!!手にとって見ても、品質に差があるとは思えない。ところ変われば値段が変わるとは、知っていたものの5倍もの差があるのを目の当たりにすると、この国の貧富の差を突きつけられたような気がして複雑な気持ちになる。貧困層がこのような高級デパートで買い物することはないんだろうな、と思うし、富裕層がセントロとかで買い物することもないんだろうなとも思う。なんか、すごく複雑な気持ちだ。正直な気持ちは、どちらにも属していない、両方をある程度楽しめる中流層でよかった、である。

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