August 10, 2010

Diarrhea

メヒコに来て増えたこと。メヒコと日本、文化も風土も全然違うから挙げだせばきりがないけど、そのトップ3くらいに入りそうなのが、今日のタイトル「Diarrhea」こと下痢である。

日本では、下痢になんてものは一大ピンチである。よっぽどのことがないと下痢になんてなってなかったような気がする。しかし、ここメヒコではその頻度が確実に増した。何かあると、すぐにおなかがゆるくなるんである。屋台の食べ物も、飲み物も、氷も慣れて大丈夫になっているはずなのに、なぜか気がついたら下痢になっている。もういちいち大騒ぎすることもなく、「ああ、あれかなぁ、あれがまずかったかなぁ……」と思い返したり、スプライトを買いに走ったりしている。うちのおばあちゃんが、おなかを壊したときは「ミツヤサイダーがいい」と言っていたので、それに変わるものとしてスプライトを飲むようにしている。そして、それでも怪しいときはPepto-Bismolとかいう薬を飲む。カナダ人の友だちに聞くところによると、「子どものときに、別に下痢ではなくてもおなかの調子がよくない時に服用していたから下痢止めと言うよりはおなかの調子を整えてくれる薬」なんだとか。海外の薬は日本の薬よりも強いというイメージなので、下痢用ではなく、しかも子供用の薬くらいの方がちょうどいい気がする。友だちも、「子どもの頃」に「よく飲んでいた」と言うので、それならば安心というわけで、1錠飲む。飲むというよりは、さくらんぼ味と言うことになっているタブレットをちびちびとなめるのだけれど。そして、後は緑茶である。緑茶は本当に、腹にいいものだと感じる。飲むとほっこりする。緑茶のない国の人たちは、緑茶に変わる「ほっこりあたたか飲み物」があるのかしらと要らぬ心配をしてしまうくらいに落ち着く飲み物である。

メヒコに暮らしてもう30年以上は経つという人も、「未だによくワカラン下痢になる」といっていたので、1年ちょいやそこら住んだくらいではならないわけがないのだ。と、あきらめている。できればなりたくないけど。でも、この日記を書いていると言うことは、また苦しんでいたのである。そう、回復の兆しが見えてきたので、悠長に書きとめているのである。

とりあえず、下痢になったら、「スプライト・Pepto-Bismal・緑茶」で様子をうかがうといい。

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